今回は、筆者がこの5年続けてきた貯蓄術をご紹介します。
難しいことは何ひとつしていません。誰でもマネできるものだと思います。
この記事の目次
STEP1. 先どり貯金
貯金がない方、少ない方は、まず貯金する癖をつけましょう。基本的なことですが、先どり貯金は必須です。
また、貯金をするにあたって気を付けたほうがいいポイントも3つほどあります。
POINT1. 口座を見ない
貯金癖がない人、浪費癖がある人の中には、先どり貯金をして少したまると「自分にご褒美」をやってしまう人がいます。気持ちは分かりますが、これではいつまでも溜まりません。
そこでまずは「貯金=日常生活では使わない」ということを意識づけるために、貯金はないものとして生活するクセをつけましょう。
最初の数ヶ月は家計簿アプリなどで確認するのもNGです。
入金だけしてあとは放っておきましょう。
POINT2. 楽しみは捨てない
ストレスがたまるほどの節約や貯蓄はおすすめしません。結局のところ長く続かないからです。
貯蓄も大切ですが、今の楽しみも大事です。無理なく続けられる範囲で貯めていきましょう。
POINT3. 目標額を決める
目標額は人によって変わりますが、必要最低限とされるのは、生活費×6ヶ月分で、安全圏と言われるのが生活費1年分です。
目標額を超えたら、超えた分は投資に回し、貯蓄を増やしていきましょう。
STEP2. 貯金の余剰分は投資に回す

先述のとおり、貯金がある程度溜まってきたら余剰分は投資に回しましょう。
2021年現在、定期預金の金利は0.01~0.05%程度で、銀行にただ預けていてもお金は増えません。
お金を増やすためには、まず種となるまとまったお金を作り、複利の法則で増やしていくのが理想です。
これは、お金をお金自身に稼いでもらうという理屈ですが、投資は素人には難しく、さらに何十年も勝ち続けるというのはプロでも無理でしょう。
そこで、投資初心者でもリスクが低く、はじめやすい制度としてスタートしたのが「つみたてNISA」です。
つみたてNISAとよく比較されるものに、「iDeco」がありますが、こちらは主に老後資金を目的とする人のための制度です。
つみたてNISAとiDeCoの違いは、こちらの記事で詳しく解説しています。

おすすめの口座はネット証券
つみたてNISAを始めるためには、口座開設が必要です。
そして、口座開設をするなら手数料が安いネット証券がいいでしょう。
「手数料なんて微々たるもの」と侮るなかれ、チリも積もれば精神で少しでも安い手数料の証券会社を選びましょう。
私は楽天で買い物することが多いのでポイントが貯められる楽天証券を選びましたが、SBI証券や、松井証券など証券会社は他にも色々ありますので、比較検討してみてくださいね。