今回は意外と見落とされがちな、つみたてNISAの「売り時」と、最後まで売らなかったらどうなるのか?について解説したいと思います。
売り時はライフイベントにあわせて計画的に
いつが売り時かと聞かれれば、基本的には現金が必要になった時でしょう。
そうはいっても場当たり的に引き出してしまうのはNGです。
(特に含み損が出ているときは、含み益が出るまで我慢することをおすすめします。)
たとえば、10年後の子どもの進学資金のために、「つみたてNISA」を始めたのであれば、進学資金が必要になる3年程前から売却のタイミングを伺ってください。
3年間で利益が大きく膨らむタイミングがあれば、そこで売却を検討するのがおすすめです。
つみたてNISA、最後まで売らなかったら
「つみたてNISA」を非課税で運用できる期間は最長で20年です。
最後まで売却しなかった場合、資金はどうなるのでしょう?
非課税期間終了後に売却しなかった資産は、自動で課税口座に移されます。
課税口座に移されても、非課税期間に得た利益に対しては税金はかかりません。